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2 Arduino IDEを準備しよう

本資料ではArduinoのためのプログラミング言語、Arduino言語の使い方を学んでいきます。
まずはプログラミングを始めるための準備を整えましょう!

 ArduinoIDEは、Arduino言語でのプログラムの開発と、それをマイコンに書き込むための作業を一括でできる、専用のソフトウェアです。
 Arduinoで開発をするために作られたソフトウェアですが、Arduino言語で動作するマイコンであれば、Arduino以外のマイコンでの開発に使うこともできます。
 ArduinoIDEは、オープンソースの理念に則り、無償でダウンロードすることができます。

 Arduino公式webサイト(https://www.arduino.cc/)にアクセスして、Arduino IDEのファイルをダウンロードします。

 公式webサイト上から二段目のバーのうち左から2つ目の SOFTWARE をクリック
 (本資料のスクショは2024/1/15時点のものです。レイアウトは変わる場合があります)

 最新版のArduino IDEをダウンロードします。
 2024/1/15現在は2.2.1が最新版で、このページの一番上にデカデカとあります。
 最新版であることを確認したら、右側のDOWNLOAD OPTIONSから、自分のパソコンに合ったファイルを選んでクリックし、ダウンロードします。

 寄付を求める画面が出ますが、これは任意です。寄付をしなくても無料でIDEを利用できます。
 寄付をしない場合はJUST DOWNLOADをクリックしてください。
 寄付をする場合は、任意の金額を選択or入力してCONTRIBUTE AND DOWNLOADを選択します。

 続いて、ニュースレターをすすめるページが出ます。この登録も完全に任意です。
 興味のある方はメールアドレスを入力、チェックボックスをチェックして同意しSUBSCRIBE & DOWNLOADを選択します
 興味のない方はJUST DOWNLOADをクリックしてください。

 ここまでくればファイルのダウンロードは完了です。

 ダウンロードしたファイルは、通常であれば「ダウンロード」フォルダの中にあります。
 これをダブルクリックして起動します。

 Arduino IDEのライセンス契約書が出ます。
 「同意する」をクリックして先に進みます。

 インストールオプションの選択が出ます。
 パソコンを複数ユーザーで使用している等、特段の事情がなければ、デフォルトのままで「次へ」を押してください。
 (変えたい方は変えてください)

 インストール先を選択します。これも必要に応じて変えて頂いてOKです。
 特段のこだわりがなければ、デフォルトのままで「インストール」を押してください。

 Arduino IDEのインストールが始まります。

 インストールが完了すると、このような画面が出ます。

 折角なので起動しましょう。
 「Arduino IDEを実行」にチェックの入った状態で「完了」を押すと、Arduino IDEが起動します。

 Arduino IDEを起動すると、このような確認を求めるウィンドウが出てきます。
 こちらは「インストール」を選択してください。

 同じような確認がもう2つ、計3回出てきますので、全て「インストール」を選択してください。
 これらはArduinoを使う為に必要なドライバです。

 こちらの画面が起動したら、Arudino IDEのインストールは完了です。

 Arduino IDEは、初期状態ではすべてのメニューが英語表記となっており、一般的な日本人には非常にわかりづらいです。
 なので、日本語化しちゃいましょう。
 (英語がいい!という方は英語のままでも構いません。但し本資料の説明は日本語化済みの画面で進行します)

 画面上のツールバー、左端の「File」をクリック、出てきたメニューの下の方にある「Preferences…」をクリックします。

 「Settings」タブの中にある「Language:」欄のリストをクリックして、「日本語」を選びます。
 選んだら右下の「OK」をクリックします。

 やったー!メニューが日本語になりました。