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gimmickkouza:electronic_basic:3:7_operators [2024/05/27 22:28] – lutamesta | gimmickkouza:electronic_basic:3:7_operators [2024/06/21 18:28] (現在) – lutamesta | ||
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このうち「特定の条件を付けて判断材料にする」部分を、「条件式」と呼びます。 | このうち「特定の条件を付けて判断材料にする」部分を、「条件式」と呼びます。 | ||
制御文の本体に突撃する前に、まずは制御文を構成する「条件式」から攻略していきましょう。 | 制御文の本体に突撃する前に、まずは制御文を構成する「条件式」から攻略していきましょう。 | ||
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===== 条件式に使われる演算子 ===== | ===== 条件式に使われる演算子 ===== | ||
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Arduino言語では、条件式の多くは「演算子」と呼ばれる記号を使って書き表します。 | Arduino言語では、条件式の多くは「演算子」と呼ばれる記号を使って書き表します。 | ||
条件式に使える演算子について、一覧で見てみましょう。 | 条件式に使える演算子について、一覧で見てみましょう。 | ||
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==== 比較演算子 ==== | ==== 比較演算子 ==== | ||
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比較演算子では、2つの値(数値や変数)を比較して成立しているかどうかを確認します。 | 比較演算子では、2つの値(数値や変数)を比較して成立しているかどうかを確認します。 | ||
成立している場合はtrue(=1)を、不成立の場合はfalse(=0)を返します。 | 成立している場合はtrue(=1)を、不成立の場合はfalse(=0)を返します。 | ||
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| < | 前の値が後ろの値より小さい場合に\\ 成立したとみなす(=「未満」) | | < | 前の値が後ろの値より小さい場合に\\ 成立したとみなす(=「未満」) | ||
| > | 前の値が後ろの値より大きい場合に\\ 成立したとみなす(=「超える」) | | > | 前の値が後ろの値より大きい場合に\\ 成立したとみなす(=「超える」) | ||
- | | <= | 前の値が後ろの値より小さい、もしくは同じ\\ である場合に成立したとみなす(=「以下」) | + | | < = |
- | | >= | 前の値が後ろの値より大きい、もしくは同じ\\ である場合に成立したとみなす(=「以上」) | + | | > = |
- | + | ||
+ | /*alert type=" | ||
==== 論理演算子 ==== | ==== 論理演算子 ==== | ||
論理演算子は、複数の条件式を合わせて判断する場合に使います。 | 論理演算子は、複数の条件式を合わせて判断する場合に使います。 | ||
行 32: | 行 30: | ||
| %%||%% | | %%||%% | ||
| ! | 条件式が不成立なら、成立とみなす(=「否定」) | | ! | 条件式が不成立なら、成立とみなす(=「否定」) | ||
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===== 条件式の実際の例を見てみよう ===== | ===== 条件式の実際の例を見てみよう ===== | ||
==== レベル1:比較演算子で条件式を作ろう ==== | ==== レベル1:比較演算子で条件式を作ろう ==== | ||
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意味:「変数valueの中身が1999以上であればtrue、1999未満ならfalse」 | 意味:「変数valueの中身が1999以上であればtrue、1999未満ならfalse」 | ||
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==== レベル2:論理演算子で複数の条件式を判断材料にしよう ==== | ==== レベル2:論理演算子で複数の条件式を判断材料にしよう ==== | ||
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行 64: | 行 61: | ||
解説:ちなみに1つでもtureがあればtrueなので、両方trueの場合もtrueです | 解説:ちなみに1つでもtureがあればtrueなので、両方trueの場合もtrueです | ||
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==== レベル3:あんな条件式もこんな条件式もあり ==== | ==== レベル3:あんな条件式もこんな条件式もあり ==== | ||
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