差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
gimmickkouza:electronic_basic:3:8_while [2024/05/29 22:32] lutamestagimmickkouza:electronic_basic:3:8_while [2024/06/21 18:29] (現在) lutamesta
行 7: 行 7:
 本資料では、よく使われる繰り返し処理「while」と「for」の解説をします。 本資料では、よく使われる繰り返し処理「while」と「for」の解説をします。
 まずは「while」からいってみましょう! まずは「while」からいってみましょう!
- +  
 ===== 判定してシンプルに繰り返す「while」 ===== ===== 判定してシンプルに繰り返す「while」 =====
 ==== while文の基本的な書き方 ==== ==== while文の基本的な書き方 ====
行 19: 行 18:
 さっそく解説していきます。 さっそく解説していきます。
 ==1行目== ==1行目==
- whileの後ろの( )内に条件式を書きます。 +whileの後ろの( )内に条件式を書きます。 
- **__この条件式が成立している間、while文内部の処理を繰り返し続けます。__** +**__この条件式が成立している間、while文内部の処理を繰り返し続けます。__** 
- while文の内部は、( )の後ろの「{」から4行目の「}」までの間です。 +while文の内部は、( )の後ろの「{」から4行目の「}」までの間です。
 ==2~3行目== ==2~3行目==
- ここは{ }で括られた、while文の内部です。 +ここは{ }で括られた、while文の内部です。 
- ここに、条件式が成立しているときに繰り返したい処理を書きます。 +ここに、条件式が成立しているときに繰り返したい処理を書きます。 
- 処理は何行でも、必要なだけ書いてOKです。 +処理は何行でも、必要なだけ書いてOKです。 
- この内部に更に別の繰り返し処理や分岐処理を書いて、入れ子状にすることもできます。 +この内部に更に別の繰り返し処理や分岐処理を書いて、入れ子状にすることもできます。 
- **__繰り返したい処理とは別に、while文を抜けるための処理も用意しておく必要があります。__** +**__繰り返したい処理とは別に、while文を抜けるための処理も用意しておく必要があります。__** 
- 制御文の中身の行は、行頭にインデントを入れておきましょう。 +制御文の中身の行は、行頭にインデントを入れておきましょう。 
- そうすることで、どこからどこまでがどの制御文の中身かが一目でわかります。 +そうすることで、どこからどこまでがどの制御文の中身かが一目でわかります。
 ==4行目== ==4行目==
- 波かっこ閉じによって、このwhile文は終了します。 +波かっこ閉じによって、このwhile文は終了します。 
- while文の条件式が不成立だった、或いはwhile文の中身を繰り返処理する中で、成立していた式が不成立になった場合、while文は終了し5行目から次の処理が実行されます。 +while文の条件式が不成立だった、或いはwhile文の中身を繰り返処理する中で、成立していた式が不成立になった場合、while文は終了し5行目から次の処理が実行されます。 
- +   
 ==== while文のサンプルコード解説 ==== ==== while文のサンプルコード解説 ====
 サンプルコード3-8_while.inoを開いてください。 サンプルコード3-8_while.inoを開いてください。
行 223: 行 219:
 先頭に戻り、loop部のプログラムを最初から再度実行します。 先頭に戻り、loop部のプログラムを最初から再度実行します。
 この解説文の冒頭に戻って、同じことをもう一度繰り返すと思っていただければOKです。 この解説文の冒頭に戻って、同じことをもう一度繰り返すと思っていただければOKです。
 +  
      
 ===== 「while」のまとめ ===== ===== 「while」のまとめ =====