EAGLE
基本的な使い方
- EAGLEでプリント基板製作入門 このサイトの書籍版で使い方は覚えた
- ノイズ対策.com ここにノイズ乗らない設計tipsがある
- 基本的にはマウスで操作
- 回路図,パターン図とも、保存するたびにファイルのバックアップが作成される。
- 回路図ではファイル名+s#1,パターン図ではファイル名+b#1
- #の後の数字が小さいほうが新しいバックアップファイル。
- つまり#1が最新のバックアップファイル。
- 復元したい場合は,.s#1を.schに変更するとよい。
- git管理できる
- 使ったdrcファイルを必ず一緒に入れること
- 基板作成時にバックアップファイルなどができるため、.gitignoreに下記を追記するとよい。(gitの管理下に入れる必要がないだけで、*#*はバックアップファイルなので、削除しないほうがよい)
# EAGLE .DS_Store *#*
schとbrdの整合性が取れなくなる時
- BoardかSchematicのどっちか一方を閉じた状態で一方を編集すると同期が切れる。
- ライブラリのアップデート等で連携が切れる場合もある。
解決策
- gitでバージョン管理してる場合は、git reset –hard コミット番号 で生きてるとこまで戻る
- Board図データを削除し、再度schematic側から新たにBoardを生成しなおす。
- Board側をschematicに合わせて手で強引に修正する。
- a) まずは、schematicと同じようにBoard側でネットをつなぐ。
- BoardのSignalアイコンをクリックし、ネットをつないでいく。
- b) さっきのネットのNameを変更、schematicと合わせる。
- ネットをつないだだけだと、だいたいの場合、schematic側でERCを使ってチェックするとしつこくエラーがでる。
- ネットのNameがschematic側とBoard側で違うから、こんなことになる。
- そこで、まず、schematic側でInfoアイコンを使って、ネットのNameを調べる。
- 次に、Board側に行って、Infoアイコンをクリック、さっき手で引いたネットを調べる。
- Nameをschematic側と同じにしてOKをクリック。
- すべてのNameをschematic側と合わせたら、再度ERCを実行、そしてエラーがなくなれば同期が取れています(Board and schematic are consistent)と表示される。
EAGLEとFusion360の連携
手順
新規作成
- EAGLEボード図の右辺のタブでFusion360を選択
- Create new Fusion360 design
- データができたらRoll Historyをスケッチのとこまで戻して、スケッチを移植
- PCBの厚みを変えたい場合は、EAGLE上のedit→Design rules→Layers→Coreの厚みを変えると反映される
もうボディがあるとき
- CREATEタブ→CREATE PCB→Create Independent PCB
- EAGLEボード図の右辺のタブでFusion360を選択→作成したデータを選択
- EAGLE上でPull to Fusion
- PCBの厚みを変えたい場合は、EAGLE上のedit→Design rules→Layers→Coreの厚みを変えると反映される
参考
- ちびメタトンデータ
- 3Dパーツをすべて登録し、ボード図の右辺のタブで連携(Fusion360上でもボードを作る必要がある)
複数アカウントのマネージドライブラリの共有/移行
- library.ioにアクセスして、移行元マネージドライブラリに移行先アカウントを招待する。
- 移行先アカウントで、EAGLEにログインする
- コントロールパネルで、移行したいライブラリを右クリックして、Copy on another Managed filesで、移行
- ライブラリの名前を変えたい場合は、少し手間がかかる
- 移行先アカウントにマネージドライブラリを共有
- 名前を変えるライブラリを右クリックしてshow on explorerしておく (次の手順でコントロールパネルから触れなくなる)
- 移行先アカウントにログインしたEAGLEでコントロールパネル上の名前を変える
- Managed libraryの欄から、名前を変えたいライブラリが消えることを確認
- 事前にshow on explorerしたやつか、 C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Eagle\lbr の最新の日時のところの、名前が変わったライブラリをEAGLEのコントロールパネルに放り込む
- 再度Create Managed Libraryする
連携中にFusion360上の外形が破壊されたとき
- こういう
- これはEAGLE上の外形データが微妙にずれたり、Fusion360からPullしたときに外形線が分離するなどして起こる。
- このように、端点が微妙につながってないところがバグる
- Fusion360から外形を直すと元に戻る