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tech:boarddesign:elecdebug:oscilloscope [2022/05/12 00:32] – [プローブのつなぎ方] matsuhachitech:boarddesign:elecdebug:oscilloscope [2022/11/21 14:57] (現在) – ↷ 移動操作に合わせてリンクを書き換えました。 matsuhachi
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   * いろんなポイントの電圧の動きを見る   * いろんなポイントの電圧の動きを見る
   * **回路のどこで不具合が起きているかの参考になる!!!**   * **回路のどこで不具合が起きているかの参考になる!!!**
- +===== HDS272S ===== 
-  * [[facility:hds272s|HDS272S]]のページも参照 +  * [[tech:facility:hds272s|HDS272S]]のページも参照 
-===== 画面の見方 =====+  * まだテスター機能しか使ってない…基礎は下のオシロマニュアルを見れば分かりそう 
 +===== LeCroy waveJet 354A ===== 
 +==== 画面の見方 ====
   * 外観(LeCroy waveJet 354A参照)   * 外観(LeCroy waveJet 354A参照)
     * {{:tech:boarddesign:pasted:20220511-194122.png?600}}     * {{:tech:boarddesign:pasted:20220511-194122.png?600}}
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     * {{:tech:boarddesign:pasted:20220511-195919.png?400}}     * {{:tech:boarddesign:pasted:20220511-195919.png?400}}
  
-===== 使い方 ===== +==== 使い方 ==== 
-==== プローブのつなぎ方 ====+  * [[https://www.iti.iwatsu.co.jp/manual/pdf_j/digital_osc/Wave%20Jet.runner/wj300a-%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%93%8D%E4%BD%9C%EF%BE%8F%EF%BE%86%EF%BD%AD%EF%BD%B1%EF%BE%99-j-v2.pdf|激重マニュアル]] 
 +=== プローブのつなぎ方 ===
 {{:tech:boarddesign:pasted:20220511-194903.png?400}} {{:tech:boarddesign:pasted:20220511-194903.png?400}}
   * 信号波形、電圧を見るとき   * 信号波形、電圧を見るとき
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     * ①を波形を見たい部分に、②をGNDにつなぐ     * ①を波形を見たい部分に、②をGNDにつなぐ
   * 電流を測るとき   * 電流を測るとき
 +    * オシロは電圧しか見られないので、I=V/Rから算出
     * 電流測定回路を取り付け、①をその回路の片側に、②をもう片側につなぐ     * 電流測定回路を取り付け、①をその回路の片側に、②をもう片側につなぐ
     * 電流測定用回路について     * 電流測定用回路について
-      *     * 電流プローブがあればそれをつないでオシロで見るのが一番だが([[https://www.switch-science.com/catalog/2863/|例]])、定格があるので注意。+      * 電流プローブがあればそれをつないでオシロで見るのが一番だが([[https://www.switch-science.com/catalog/2863/|例]])、定格があるので注意。
       * 抵抗の場合は、計算しやすいので、1Ω程度を用いる       * 抵抗の場合は、計算しやすいので、1Ω程度を用いる
 +      * I=V/Rなので、抵抗値が大きすぎると電圧降下したり、波形が汚くなる
       * 電圧降下が気になるような回路(5Vとかめっちゃ電流引くとか)は、0.1Ωが理想       * 電圧降下が気になるような回路(5Vとかめっちゃ電流引くとか)は、0.1Ωが理想
         * ただし入手が難しい可能性がある         * ただし入手が難しい可能性がある
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     * NOMAL : トリガ電圧を超えるたびに更新     * NOMAL : トリガ電圧を超えるたびに更新
     * STOP/SINGLE : トリガ電圧を初めて超えた瞬間にストップ     * STOP/SINGLE : トリガ電圧を初めて超えた瞬間にストップ
-  * SETUPを押してメニューを開く+  * SETUPを押すと画面上にメニューを開く 
 +  * TYPEでEdge(エッジトリガ)、Pulsewidth(パルストリガ)、Period(周期トリガ)、Pulse count(パルス数トリガ),TV(テレビトリガ)を指定 
 +    * エッジトリガでは指定したトリガソース信号と入力信号が交差した位置でトリガ信号を発生させます。 
 +    * パルス幅トリガはある信号列から特定のパルス幅のみ取り出したいときに使用します。このトリガは正のパルス幅と負のパルス幅を Polarity[極性]で設定し、パルス幅の取り出す条件は Pulse Width[パルス幅]で設定します。トリガソース、結合もエッジトリガと同様に設定します。 
 +    * 周期トリガでは、ある信号周期に条件を設定し、トリガを発生させることができます。このような機能はモータなどのパルス列計測などに利用されます。 
 +    * パルス数トリガは指定した回数のトリガ信号をカウントするごとにトリガが発生します。カウンタ回路やエンコーダの動作確認などに適しています。 
 +    * テレビトリガでは、TV 方式に応じて画面に NTSC、PAL、Custom を表示します。選択したフィールド、ラインでトリガをかけます。
   * SOURCEでどのチャンネルにトリガをかけるか指定   * SOURCEでどのチャンネルにトリガをかけるか指定
-  * SLOPE +  * SLOPEで立ち上がりの検知か立ち下がりの検知かを設定 
-  * 画面上で、水平軸垂直軸を波形が見すいように調整して様子見る +    * {{:tech:boarddesign:elecdebug:pasted:20220512-004019.png?400}} 
-  * 最大値平均値を測りたいとき +  * 画面上の三角マーク▼に立ち上がり・立ち下がりがくると反応する 
-    トリガをかける(だ波形を流だけだ波形を拾いづらいので取りたいタミング波形を取り込む機能) +==== 波形からのデータ算出の仕方 ==== 
-    - 波形が取れたら画面止め、カーソルで、計算範囲を設定し、メジャー測定する +  * MEASUREボタンを押すと画面上にメニューが開く 
-      * ユカイオシロだとMeasure Noどこに計測結果を格納するかをA~Dで選べMeasure Item取りたい値セットできる +    * Measure Noで、測定値のセーブ場所を選ぶ。測定チャンネルは全く関係がない 
-==== 1目盛当たりの電圧の調整の分解能の変え方 ==== +    * Sourceで計算に使いたいチャンネル選択(Mathを選ぶと波形の加算減算もできる) 
-目盛の調整の仕方、荒い/細かいが選択可能 +    * Measure Itemで垂直軸か水平軸かを選び、どのような計算行うかを設定。 
-①を押す +      周波数、最大値、実効値、平均値りをよく用るだろう 
-Next次ページに切①り替え +      * Peak-Peakは最大値と最小値の幅で、これが電源入れたときに大きと、電源にノズがのってると判断きる 
-Volts/div欄でCoarse/Fineを切り替える +    * CURSORSボタン押すと、計算範囲を設定でる 
-Coarseが荒いでFineが細かい +      * 白い点線が2本出てくるので、その幅内計算行うことができる 
-Coarse:20mV→50mV→100mV→200mV → 500mV→            1.00V→2.00V →5.00V→10.0V→20.0V +      * 水平軸・垂直軸共に設定可能 
-Fine:1mVずつ+      * OFF画面全体とな
  
 +==== 1目盛当たりの電圧の調整の分解能の変え方 ====
 +  * つまみの分解能の変え方、つまり、画面上の目盛の調整の仕方、荒い/細かいが選択可能
 +  * ①を押す
 +  * Nextで次ページに切り替える
 +  * Volts/div欄でCoarse/Fineを切り替える
 +  * Coarseが荒いでFineが細かい
 +  * Coarse:20mV→50mV→100mV→200mV → 500mV→            1.00V→2.00V →5.00V→10.0V→20.0V
 +  * Fine:1mVずつ
  
 +==== 画面表示の変更 ====
 +  * 黄色い状態は波形を1つだけ見る
 +  * 赤い状態は、Spectrumモードで重ね掛けができる
 +    * 基板の温度変化で周波数が変わったりするときにこのモードだとデバッグしやすい 
 ==== I2C波形を見る ==== ==== I2C波形を見る ====
   * 分解能を上げてトリガをかけないとおそらく拾えない   * 分解能を上げてトリガをかけないとおそらく拾えない