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| tech:boarddesign:implement [2022/08/19 21:53] – [クリームはんだの使い方] matsuhachi | tech:boarddesign:implement [2022/09/15 14:46] (現在) – [部品を載せる] matsuhachi | ||
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| 行 20: | 行 20: | ||
| ===== 部品を載せる ===== | ===== 部品を載せる ===== | ||
| + | - 1. 用いる部材に部品名(U1、C1、C2…)を振る。探しながらやるのは大変 | ||
| - 冷蔵庫のクリームはんだペーストを持ってくる | - 冷蔵庫のクリームはんだペーストを持ってくる | ||
| - メタルマスクを位置合わせする。たわむので、実装したい基板の四方にも基板を置いて高さ合わせする | - メタルマスクを位置合わせする。たわむので、実装したい基板の四方にも基板を置いて高さ合わせする | ||
| 行 47: | 行 48: | ||
| * **電子顕微鏡で見ながらピンセット2本で行う** 目視では絶対きれいに乗らないのでやめる | * **電子顕微鏡で見ながらピンセット2本で行う** 目視では絶対きれいに乗らないのでやめる | ||
| ===== リフロー炉によるリフロー ===== | ===== リフロー炉によるリフロー ===== | ||
| - | * 使っているリフロー炉による | + | * リフローとは、「リフローはんだ付け」の略称。あらかじめ常温で載せたはんだを、後で加熱して溶かしてはんだ付けする。 よく用いられる、熱で溶かしたはんだを噴流させて、基板上の部品の足に流し込んではんだ付けする「フローはんだ付け」と対となる呼び方。 |
| + | * 使用方法・条件は使っているリフロー炉による | ||
| + | * 導入してはじめての使用時にガスが出る・匂いが出ることもある | ||
| * ホースの位置、設置位置(背面30cm離すとか)に条件があることもある。 | * ホースの位置、設置位置(背面30cm離すとか)に条件があることもある。 | ||
| - | | + | * クリームはんだのデータシートを読み、リフロー炉の温度設定を変える。 |
| - | * {{: | + | |
| - | | + | |
| * クリームはんだのデータシートに厳密に従うというより、リフロー炉の融点ごとの設定に従うほうがきれいにできた。 | * クリームはんだのデータシートに厳密に従うというより、リフロー炉の融点ごとの設定に従うほうがきれいにできた。 | ||
| * [[https:// | * [[https:// | ||
| + | * 基板の配置は写真のように、アルミパイプなどで少し浮かせた方がよい。 | ||
| + | * {{: | ||
| + | |||
| ==== Ly-962AもといZB2520HL固有==== | ==== Ly-962AもといZB2520HL固有==== | ||
| * Ready / Heat / Weld / Hold / Cool の5段階で温度が設定できる | * Ready / Heat / Weld / Hold / Cool の5段階で温度が設定できる | ||
| - | * マニュアルとオーブン本体とで、呼び方が違うので注意。マニュアルではPreheating / Heating / Welding / Insulation / Cooling。 | + | * マニュアルとリフロー炉本体とで、呼び方が違うので注意。マニュアルではPreheating / Heating / Welding / Insulation / Cooling。 |
| * Welding(最も高温の時間)は短めに設定する必要があるらしい | * Welding(最も高温の時間)は短めに設定する必要があるらしい | ||
| * ボタンは、ON/ | * ボタンは、ON/ | ||
| - | === Use === | + | * 基本はUseモードで温度遷移設定をし、Weldでリフローして使う |
| - | * Weld時の温度遷移設定を変更できる。 | + | === Useモード |
| + | * Weldモード時の温度遷移設定を変更できる。 | ||
| * SETで温度変更、変更場所の切り替え、RUNで変更の確定、Weld時の温度の確定(設定できると、Success、と表示され、Weldモードに反映される)、電源ボタンでエスケープ | * SETで温度変更、変更場所の切り替え、RUNで変更の確定、Weld時の温度の確定(設定できると、Success、と表示され、Weldモードに反映される)、電源ボタンでエスケープ | ||
| * 5つの温度遷移設定を保持できる。 | * 5つの温度遷移設定を保持できる。 | ||
| 行 72: | 行 77: | ||
| * Hold, 190℃, 00:05 | * Hold, 190℃, 00:05 | ||
| * Cool, 100℃, 00:00 | * Cool, 100℃, 00:00 | ||
| - | === Weld === | + | === Weldモード |
| * 始める前に、温度遷移設定が間違っていないことを確認する | * 始める前に、温度遷移設定が間違っていないことを確認する | ||
| * SETボタン押すと、温度遷移設定をここでも変えることができる。(けど、そのパラメータを恒久的に使うならUseでセットしたほうがよい) | * SETボタン押すと、温度遷移設定をここでも変えることができる。(けど、そのパラメータを恒久的に使うならUseでセットしたほうがよい) | ||
| 行 79: | 行 84: | ||
| * Coolで120℃以下になったらあけてもいい。 | * Coolで120℃以下になったらあけてもいい。 | ||
| * END表示時にメニューに戻るときは、電源ボタン押して戻る | * END表示時にメニューに戻るときは、電源ボタン押して戻る | ||
| - | === Const === | + | === Constモード |
| * 一定温度に温めるモード。まだ使ったことがない。 | * 一定温度に温めるモード。まだ使ったことがない。 | ||
| === 参考サイト === | === 参考サイト === | ||