目次
基本的な使い方
schとbrdの整合性が取れなくなる時
解決策
EAGLEとFusion360の連携
手順
参考
複数アカウントのマネージドライブラリの共有/移行
連携中にFusion360上の外形が破壊されたとき
EAGLE上の穴が増えていくとき
コメント
EAGLE
EAGLE公式サイト
無償ダウンロードページ
EAGLE>回路図
EAGLE>実装図
基本的な使い方
EAGLEでプリント基板製作入門
このサイトの書籍版で使い方は覚えた
ノイズ対策.com
ここにノイズ乗らない設計tipsがある
ユカイの回路設計Tips
基本的にはマウスで操作
回路図,パターン図とも、保存するたびにファイルのバックアップが作成される。
回路図ではファイル名+s#1,パターン図ではファイル名+b#1
#の後の数字が小さいほうが新しいバックアップファイル。
つまり#1が最新のバックアップファイル。
復元したい場合は,.s#1を.schに変更するとよい。
git管理できる
使ったdrcファイルを必ず一緒に入れること
基板作成時にバックアップファイルなどができるため、.gitignoreに下記を追記するとよい。(gitの管理下に入れる必要がないだけで、*#*はバックアップファイルなので、削除しないほうがよい)
# EAGLE .DS_Store *#*
schとbrdの整合性が取れなくなる時
BoardかSchematicのどっちか一方を閉じた状態で一方を編集すると同期が切れる。
ライブラリのアップデート等で連携が切れる場合もある。
参考サイト
解決策
gitでバージョン管理してる場合は、git reset –hard コミット番号 で生きてるとこまで戻る
Board図データを削除し、再度schematic側から新たにBoardを生成しなおす。
Board側をschematicに合わせて手で強引に修正する。
a) まずは、schematicと同じようにBoard側でネットをつなぐ。
BoardのSignalアイコンをクリックし、ネットをつないでいく。
b) さっきのネットのNameを変更、schematicと合わせる。
ネットをつないだだけだと、だいたいの場合、schematic側でERCを使ってチェックするとしつこくエラーがでる。
ネットのNameがschematic側とBoard側で違うから、こんなことになる。
そこで、まず、schematic側でInfoアイコンを使って、ネットのNameを調べる。
次に、Board側に行って、Infoアイコンをクリック、さっき手で引いたネットを調べる。
Nameをschematic側と同じにしてOKをクリック。
すべてのNameをschematic側と合わせたら、再度ERCを実行、そしてエラーがなくなれば同期が取れています(Board and schematic are consistent)と表示される。
EAGLEとFusion360の連携
手順
新規作成
EAGLEボード図の右辺のタブでFusion360を選択
Create new Fusion360 design
データができたらRoll Historyをスケッチのとこまで戻して、スケッチを移植
PCBの厚みを変えたい場合は、EAGLE上のedit→Design rules→Layers→Coreの厚みを変えると反映される
もうボディがあるとき
CREATEタブ→CREATE PCB→Create Independent PCB
EAGLEボード図の右辺のタブでFusion360を選択→作成したデータを選択
EAGLE上でPull to Fusion
PCBの厚みを変えたい場合は、EAGLE上のedit→Design rules→Layers→Coreの厚みを変えると反映される
参考
新規作成による方法
ちびメタトンデータ
3Dパーツをすべて登録し、ボード図の右辺のタブで連携(Fusion360上でもボードを作る必要がある)
複数アカウントのマネージドライブラリの共有/移行
library.io
にアクセスして、移行元マネージドライブラリに移行先アカウントを招待する。
移行先アカウントで、EAGLEにログインする
コントロールパネルで、移行したいライブラリを右クリックして、Copy on another Managed filesで、移行
ライブラリの名前を変えたい場合は、少し手間がかかる
移行先アカウントにマネージドライブラリを共有
名前を変えるライブラリを右クリックしてshow on explorerしておく (次の手順でコントロールパネルから触れなくなる)
移行先アカウントにログインしたEAGLEでコントロールパネル上の名前を変える
Managed libraryの欄から、名前を変えたいライブラリが消えることを確認
事前にshow on explorerしたやつか、 C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Eagle\lbr の最新の日時のところの、名前が変わったライブラリをEAGLEのコントロールパネルに放り込む
再度Create Managed Libraryする
連携中にFusion360上の外形が破壊されたとき
こういう
これはEAGLE上の外形データが微妙にずれたり、Fusion360からPullしたときに外形線が分離するなどして起こる。
このように、端点が微妙につながってないところがバグる
Fusion360から外形を直すと元に戻る
EAGLE上の穴が増えていくとき
EAGLE上で穴を開けてFusion360にPushすると、Fusion360上のPCBホールが無限に増えていく
おそらく、穴の直径を変えると連携が取れなくなる
それを取り込むとEAGLE上でも黄色い斜線がついて二重ドリル穴になってしまう
それぞれで見るとこんな状態
解決方法としては、Fusion360上の穴を全部消す。エラーになってるやつもなってないやつも。それをEAGLEにPullして、EAGLEからPushすると直る