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tech:boarddesign:eagle [2022/08/02 13:51] – 作成 matsuhachitech:boarddesign:eagle [2022/08/09 17:43] (現在) – [EAGLE] matsuhachi
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 [[https://www.autodesk.co.jp/products/eagle/overview|EAGLE公式サイト]] [[https://www.autodesk.co.jp/products/eagle/overview|EAGLE公式サイト]]
 [[https://www.autodesk.co.jp/products/eagle/free-download|無償ダウンロードページ]] [[https://www.autodesk.co.jp/products/eagle/free-download|無償ダウンロードページ]]
 +
 +[[tech:boarddesign:eagle:sch|EAGLE>回路図]]
 +[[tech:boarddesign:eagle:brd|EAGLE>実装図]]
  
  
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 *#* *#*
 </code> </code>
 +===== schとbrdの整合性が取れなくなる時 =====
 +  * BoardかSchematicのどっちか一方を閉じた状態で一方を編集すると同期が切れる。
 +  * ライブラリのアップデート等で連携が切れる場合もある。
 +
 +  * [[http://tylercsf.blog123.fc2.com/blog-entry-51.html|参考サイト]]
 +==== 解決策 ====
 +  * gitでバージョン管理してる場合は、git reset --hard コミット番号 で生きてるとこまで戻る
 +  * Board図データを削除し、再度schematic側から新たにBoardを生成しなおす。
 +  * Board側をschematicに合わせて手で強引に修正する。
 +    * a) まずは、schematicと同じようにBoard側でネットをつなぐ。
 +    * BoardのSignalアイコンをクリックし、ネットをつないでいく。
 +    * b) さっきのネットのNameを変更、schematicと合わせる。
 +      * ネットをつないだだけだと、だいたいの場合、schematic側でERCを使ってチェックするとしつこくエラーがでる。
 +      * ネットのNameがschematic側とBoard側で違うから、こんなことになる。
 +      * そこで、まず、schematic側でInfoアイコンを使って、ネットのNameを調べる。
 +      * 次に、Board側に行って、Infoアイコンをクリック、さっき手で引いたネットを調べる。
 +      * Nameをschematic側と同じにしてOKをクリック。
 +      * すべてのNameをschematic側と合わせたら、再度ERCを実行、そしてエラーがなくなれば同期が取れています(Board and schematic are consistent)と表示される。
 +===== EAGLEとFusion360の連携 =====
 +==== 手順 ====
 +=== 新規作成 ===
 +  * EAGLEボード図の右辺のタブでFusion360を選択
 +  * Create new Fusion360 design
 +  * データができたらRoll Historyをスケッチのとこまで戻して、スケッチを移植
 +  * PCBの厚みを変えたい場合は、EAGLE上のedit→Design rules→Layers→Coreの厚みを変えると反映される
 +=== もうボディがあるとき ===
 +  * CREATEタブ→CREATE PCB→Create Independent PCB
 +  * EAGLEボード図の右辺のタブでFusion360を選択→作成したデータを選択
 +  * EAGLE上でPull to Fusion
 +  * PCBの厚みを変えたい場合は、EAGLE上のedit→Design rules→Layers→Coreの厚みを変えると反映される
 +
 +==== 参考 ====
 +  * [[https://blogkomiiiii.hatenablog.com/entry/2020/02/07/211732|新規作成による方法]]
 +  * ちびメタトンデータ
 +  * 3Dパーツをすべて登録し、ボード図の右辺のタブで連携(Fusion360上でもボードを作る必要がある)
 +==== 複数アカウントのマネージドライブラリの共有/移行 ====
 +  * [[https://library.io/hubs/|library.io]]にアクセスして、移行元マネージドライブラリに移行先アカウントを招待する。
 +  * 移行先アカウントで、EAGLEにログインする
 +  * コントロールパネルで、移行したいライブラリを右クリックして、Copy on another Managed filesで、移行
 +  * ライブラリの名前を変えたい場合は、少し手間がかかる
 +    * 移行先アカウントにマネージドライブラリを共有
 +    * 名前を変えるライブラリを右クリックしてshow on explorerしておく (次の手順でコントロールパネルから触れなくなる)
 +    * 移行先アカウントにログインしたEAGLEでコントロールパネル上の名前を変える
 +    * Managed libraryの欄から、名前を変えたいライブラリが消えることを確認
 +    * 事前にshow on explorerしたやつか、 C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Eagle\lbr の最新の日時のところの、名前が変わったライブラリをEAGLEのコントロールパネルに放り込む
 +    * 再度Create Managed Libraryする
 +==== 連携中にFusion360上の外形が破壊されたとき ====
 +  * こういう
 +    * {{:tech:boarddesign:pasted:20220803-102216.png?400}}
 +  * これはEAGLE上の外形データが微妙にずれたり、Fusion360からPullしたときに外形線が分離するなどして起こる。
 +  * このように、端点が微妙につながってないところがバグる
 +    * {{:tech:boarddesign:pasted:20220803-102326.png?400}} {{:tech:boarddesign:pasted:20220803-102351.png?400}}
 +  * Fusion360から外形を直すと元に戻る
 +==== EAGLE上の穴が増えていくとき ====
 +  * EAGLE上で穴を開けてFusion360にPushすると、Fusion360上のPCBホールが無限に増えていく
 +    * おそらく、穴の直径を変えると連携が取れなくなる
 +  * それを取り込むとEAGLE上でも黄色い斜線がついて二重ドリル穴になってしまう
 +  * それぞれで見るとこんな状態
 +    * {{:tech:boarddesign:pasted:20220805-071853.png?400}} {{:tech:boarddesign:pasted:20220805-071711.png?400}}
 +  * 解決方法としては、Fusion360上の穴を全部消す。エラーになってるやつもなってないやつも。それをEAGLEにPullして、EAGLEからPushすると直る